手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2012-01-01から1年間の記事一覧

死について

人間を表現する言葉に、「死すべき運命にあるもの」というものがあります。確かに、そのとおりなのですが、それは犬や猫のような動物でも、鳥や魚、そして昆虫でも生物はみな同じです(ですから仏教では一切衆生というのですが)。しかし、人間が他の衆生(…

身近なところの お念仏

なむあみだぶつ

以前は、 試験合格のためのお守り的フレーズ。 あるいは、 怖さを追っ払うための呪文みたいな感覚で唱えていました。 でも、振り返ってみますと、 そんな、わたしの計らいいっぱいの思いとはなんら関係なく、 しくしくと南無阿弥陀仏ははたらき続けていてく…

みんな

すべての人(生きとし生けるもの)が対象

大乗経典はそれぞれ特色のあるもので、簡単にまとめることはできませんが、その要点としていえることは、それまでのように、世俗の生活をすてて僧院に入って修行したり教えを学んだりすることを宗教的に優れた在り方と見るのではなくて、むしろ世俗の生活の…

七高僧像

【はじめて学ぶ七高僧 黒田覚忍 本願寺出版社 巻頭より】

浄土真宗は他力回向の宗教

親鸞聖人が開かれた浄土真宗は「他力回向の宗教」といえます。このことを最初に指摘されたのは、本願寺第三代・覚如宗主(1270〜1351)の長子である存覚上人で、『教行信証』を註釈した『六要鈔』に、「今家(こんけ)特に如来他力回向の義を立つる」とあり…

宝の山で空手

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一切衆生悉有仏性

聖人は『唯信鈔文意』に、 仏性すなわち如来なり。この如来微塵世界に満ち満ちてまします。すなわち一切群生海の心に満ちたまえるなり、草木国土ことごとくみな成仏すと説けり。この一切有情の心に方便法身の誓願を信楽するがゆえに、この信心すなわち仏性な…

選択本願念仏集 (法然聖人)

信疑決判 (本願を疑うか信ずるか)

法然聖人は、『選択集』を著され、特に第三章において阿弥陀仏の四十八の誓願のなかでも第十八願を根本の願とされ、「王本願」とも選択本願とも名づけられました。すなわちその選択の理由として、諸行は劣であり難ですが、念仏(称名)は、勝であり易である…

いただきます (板 抱きます)

板を抱くどころか、板をいただいて(食べて?)います。 恐るべし・・・・・・

そのままいただく

(目の前にご馳走をだされて) さあ 召し上がれ! どのように食べたらよいですか? どうしたら食べられますか? 噛み合いません。 さあ 召し上がれ! いただきます! いたって自然の流れであります。

涼みましょう

いやぁ〜暑いですね・・・・・・

弥陀のおんいのちの真ん中だった

分別が分別をして出離なし 無分別智の弥陀のよび声 「分別で分かって称えるのでなく、分からぬからこそ、いずれにも心のゆくべき道がないからこそお念仏するのですよ」 「自力の念仏とか、他力の念仏とか、そんなこと考えていることが十九の願です。十九の願…

○ ○ ○ の念仏

近藤 勇(こんどう いさみ)は、江戸時代末期の新選組局長、幕臣。 勇は通称、諱は昌宜(まさよし)。 慶応4年(1868年)からは大久保剛、のちに大久保大和。 家紋は丸に三つ引。 【ウィキペディア フリー百科事典より】

いさみの念仏

「世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ」という親鸞聖人のお言葉があるんです。世の中が安穏になるという事は、仏法がひろまるという事でもって、世の中は安穏になるんです。 世の中が安穏になる仏法をひろめて行くお手伝いがお念仏であると心得て行くならば、お…

とんぼがえり

往還二回向 まことにありがたいことであります

築地本願寺納涼盆踊り (8/1〜8/4)

幻想的です〜 ※8月1日(水)撮影

大安心

帰る家があるから安心できます。 ましてや、 命尽きて還るところが定まっているひとは 安心、安心、大安心なのです。 (約1ヶ月の東京滞在を終え帰宅)

ありがとうございました (by手品師)

アホウドリは、この世で最も雄大な鳥だ。骨と筋肉と翼を機械のように操って、風にうまく乗り、弓から放たれた矢のように空を飛ぶ。体には、幾何学的で印象に残る模様と、くっきりとしたラインが描かれている。親鳥は、ヒナの餌を求めて時には1万5000キロも飛…

南無阿弥陀仏となって

阿弥陀さまからご信心を賜ったひとは、“生きてよし、死んでよし”なのです。 ですので、「ご冥福を祈る」という別れの言葉はありません。 なぜなら、還相回向のおはたらきで もうすでに、南無阿弥陀仏となって、ひとりひとりに寄り添っているのですから。

お月さまと築地本願寺

平成24年7月27日(金)撮影 ※常例布教(布教使:那須信彰 師 浄妙寺・茨城県)

聴聞 

仕事終わりの聴聞もまた格別です〜

酔いどれオヤジ

酔っ払おうが・・・なんのその・・・

ちょいと、酔いが回っていい気分ですわ〜 いやぁ〜 安心 安心 大安心 まことにありがたいことでござりまするぅ〜 な〜まんだぶつ な〜まんだぶつ

そのまま聞かせていただく

「南無阿弥陀仏をそのまま聞かせて頂く」 それ以上の表現も、それ以下の表現もありません。 「南無阿弥陀仏をそのまま聞かせて頂く」 ただそれだけです。

常例布教 (築地本願寺)

] 平成24年7月21日(土)、22日(日)撮影