手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

東京スカイツリー

東京スカイツリーに行って来ました。360度に広がるパノラマ夜景は感動ものです。 展望デッキ(地上340mフロア)には、ガラス床(2m×3m)があります。足元の眺望を楽しめる構造になっています。 同じフロア(床)ではありますが、(透明な)ガラス床の上に立…

大安心  〜不思議に肩が軽くなる〜

死ぬのは嫌だと思って死んでいく人は、お先真っ暗です。信心のない人は、自分が死んでどこへ行くのか決してわからないはずです。ゴッホと別れてタヒチ島へ行ったゴーギャンという画家がいますが、彼の有名な作品に「われわれはどこから来たか われわれはどこ…

語られているのは仏さま

私がここで話しているのも、菩薩さま方に話をしているのかもしれません。このように聞いてくださるから話ができるのです。聞いてくださる人がいらっしゃらなかったら、私はこの話をすることはできません。不思議なことですが、テープに録った自分の法話を聞…

阿弥陀さまと歩む人生

どれだけ仲のいい夫婦でも同じ夢はみないでしょ、毎晩一人ぼっちになる、みんな一人で生まれてきたんですよ。どれだけ仲のいいものどうしでも、絶対に入れない世界でしょ。一人ぼっちが集まった世界。でも、お前を必ず救うという如来の言葉を信じたら、いか…

阿弥陀さまとつながる道

名を言うということこそが、その人の存在の核心に入るただ一つの道なのです。われわれは、名号を通してのみ阿弥陀さまと親しくつながることができるのです。それ以外にわれわれが阿弥陀さまとつながる道はどこにもありません。一日中阿弥陀さまは尊い方だと…

念仏がこだまする

阿弥陀さまが阿弥陀さまに成っておられるのは、われわれを可哀想だと思って心配しておられることではありません。もしそうだったら私たちは救われません。そうではなくて、阿弥陀さまは私たちが往生することがわかって安心しておられるのです。 『安心決定鈔…

たすけたまへ

現代では「たすけたまへ」は依頼するだけの意味になりましたが、室町時代はそうではなかったのです。浄土真宗は阿弥陀さまに頼んだりしないはずだから、蓮如上人が『御文章』で「たすけたまへ」と言われるのは、親鸞聖人の教えとは違うのではないかと言う人…

茶碗の模様

さて、私どこへ行っても申し上げてるんですが、近頃世の中が忙し過ぎるためでしょうか、人間の出会いが粗末になってるんじゃないでしょうか。 三年前でございました。棟方志功先生なんかと一緒に、日本的な版画の仕事をなさってきた長谷川富三郎先生が、著書…