手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2012-01-01から1年間の記事一覧

あふれる (こぼれる水)

阿弥陀さまご自身の声

「南無阿弥陀仏」とは「阿弥陀さま、どうか救ってください」とお願いするおまじないの言葉のように思うかもしれませんが、そうではありません。 南無阿弥陀仏の「南無」は「信じる、おまかせする(帰依する)」を意味します。「阿弥陀」は「量ることができな…

灯り ‐ akari ‐ 三浦明利

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音楽にのって

仏法ひろまれ、響け、届け オススメです! 「恩徳讃」いいですよ〜

睡蓮と妖精 (藤城清治)

学仏大悲心

『歎異抄』12条に、 他力真実のむねをあかせるもろもろの正教は、本願を信じ念仏を申さば仏に成る。そのほか、なにの学問かは往生の要なるべきや。まことに、このことわりに迷へらんひとは、いかにもいかにも学問して、本願のむねをしるべきなり。経釈をよ…

自ら難しくしている

※原文 【五七】律宗の用欽のいはく、 「法の難を説くなかに、まことにこの法をもって凡を転じ聖となすこと、なほし掌(たなごころ)を反(かえ)すがごとくなるや。大(おお)きにこれ易かるべきがゆゑに、おほよそ浅き衆生は多く疑惑を生ぜん。すなはち『大…

武勇伝〜 武勇伝〜 

いま

人の武勇伝を聞かされることほど退屈なことはありません。 過去の栄光にすがっていてもなんの進歩もありません。 人生、「いま」が大事です。 阿弥陀さまの願いは、このいま、届けられています。 このいま、南無阿弥陀仏を聞かせて頂きたいものです。

因幡の源左

後年、源左は 棚田この にこのように語っております。突如としておそいかかってくる死のおそろしさ、そして死んだら一体どうなっていくのだろうかという、まるで闇のなかをのぞくような不安が、ひたひたと心に迫ってきたのです。父親は「親をさがせ、親にす…

ふと、思ったこと

目的という言葉(1) 他力の救いに、目的という言葉は馴染みません。 目的という言葉がでた時点で、それは自力です。 浄土真宗ではありません。 目的という言葉(2) 南無阿弥陀仏と私の間に距離はありません。 目的という言葉がでた時点で、阿弥陀さまは…

水を得た魚 (イメージ)

言葉が語る

なにかを生みだすためには、言葉がいる。岸辺はふと、はるか昔に地球上を覆っていたという、生命が誕生するまえの海を想像した。 混沌とし、ただ蠢(うごめ)くばかりだった濃厚な液体を。ひとのなかにも、同じような海がある。そこに言葉という落雷があって…

繋ぐ (イメージ)

南無阿弥陀仏が証拠

阿弥陀さまは南無阿弥陀仏を拵え、言葉となって、わたしにお知らせくださいました。 それに呼応して、わたしは、南無阿弥陀仏とお念仏を称えさせて頂くだけです。 南無阿弥陀仏は、阿弥陀さまとわたしを繋ぐ証拠であります。

銀河鉄道999

となえる念仏によって

同じお念仏ですが、「称える」と「唱える」とでは大違いです。 この世は、乗換駅(分岐点)です。 浄土に参るか、はたまた迷いの世界に逆戻りか、となえる念仏によって行先は全く違います。 さて、皆さんはどちら行きにご乗車でしょうか?

清涼 (イメージ)

心の清涼剤

『なんまんだぶ』をいうことができたら、信心です。 たった一人ぼっちになったときに、誰もいないときに、 『なんまんだぶ』が(私の口から)でたら、それは仏さんに助けられた人です。 【第24回中原寺文化講演会(2012.10.20) 大峯 顕 師より】 大峯師の講…

いのち

【クリック↓】 http://d.hatena.ne.jp/tarou310/20111030#1319983505 なぜ、命は尊いのか?(大峯 顕 師) ※いのち (ウルトラセブン編)

仏のいのちと私のいのち

私の命は私の所有物ではありません。大事にしなければなりません。自分のものだから大事にするのではありません。道元禅師は『この生死は、(すなわち)仏の御いのちなり』と仰いました。仏さまの命を頂いて生きている、私の身体も心も全部生かしているのは…

○ ○ ○ う たかもり

西郷 隆盛(さいごう たかもり) 旧字体:西觶輶盛 文政10年12月7日(1828年1月23日) - 明治10年(1877年9月24日)日本の武士(薩摩藩士)、軍人、政治家。薩摩藩の盟友、大久保利通や長州藩の木戸孝允(桂小五郎)と並び、「維新の三傑」と称される。維新の…

現在進行形

「最後には南無阿弥陀仏があるじゃないか!」 という思いがあるかもしれませんが、それは大きな間違いです。 このいまも南無阿弥陀仏、この先も南無阿弥陀仏なのです。

逆流性食道炎の症状

他力は楽チン

何事も逆流することは疲れます。 相手と対峙することも、かなりの労力を使います。 それにひきかえ、他力は楽チンです。 ある和上は 「阿弥陀さまの一方通行の仰せに、ただ、ハイ!と応えるだけ」 といわれています。 まったく、その通りだと思います。 私が…

安心 (イメージ)

土台

土台は大事です。 家を建てる場合、土台がしっかりしていないと安心できません。 他力信心という土台を阿弥陀さまから賜りますとこれまた安心なのです。 日常生活の出来事は今までと全く変わりませんが、根底に安心があるのです。 誠にありがたいことであり…

【ご案内】 文化講演会(大峯 顕 師) ※ 終了

身近な阿弥陀さま

南無阿弥陀仏はすでに完成されています。 つまり、このいまも、南無阿弥陀仏のおはたらきは、ひとりひとりに届いているということです。 ですので、わたしが、「あーだ、こーだ」とはからう必要がないのです。 阿弥陀さまが、すでに、はからってくれています…

阿弥陀仏の本願力回向のはたらき

浄土真宗は、煩悩具足の凡夫が阿弥陀仏の本願を信じ念仏を称える身となれば、この世(現生)において正定聚の位に住し、命が終わるときに浄土へ往生して証りを得る教えです。 しかし浄土において仏果を得れば、そのまま浄土にとどまらないで、還相の菩薩とし…