手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

親鸞に聞く (津軽編)

私の住んでいるエリアは、親鸞聖人のお話しを聞く機会はほとんどありません。今回、久しぶりに法話(仏教公開講座)に参加しました。 「親鸞に聞く」は今年で45回目、つまり45年間(1回/年)途絶えることなく続いているとのことです。 たまたま、お店に貼っ…

波と海の関係

たとえを出して説明してみますと、波と海の関係にたとえればよくわかると思います。私たちは波です。一瞬の間に消えていく波です。それだけを思うと、はかないです。しかしもう一つ考えてください。波はどうして起こるのかというと、海があるから波が起こる…

慈光の中

「生きても死んでもしあわせのどまん中」の世界に目覚めさせられる、 これ以上の仕合せはありません。 今日も南無阿弥陀仏。

阿弥陀さまの救いとは

生き物が光ってみえた、 疎遠になっていた人に頭が下げられた、などなど このような神秘体験等をはじめとした事象は、阿弥陀さまの救いとは全く関係はありません。 その自分の体験を、阿弥陀さまの救いに結びつけても意味がありません。 自分の都合、思い込…

私訳について

歎異抄をはじめ、南無阿弥陀仏について記された著書が多くでています。 翻訳するのはよいですが、私訳するのはいかがなものか、と思います。 お聖教に照らし合わせて、エビデンスに沿った解釈をするのが大前提です。 そこに、私情は不要です。 特に、生死問…

如来の廻向

如来の廻向ということは、如来の救済ということであります。このあらゆる宗教には、神の救済ということをいいます。それから仏教では如来の救済ということをいう。しかしですね、その救済とはどういうことであるかということになると、はなはだ明らかでない…

証拠は、南無阿弥陀仏

現代人であるわれわれが仏教 ―― とくに浄土教に近づこうとするとき、つまずきの石の第一は「仏」とは何かという問題であり、第二は仏の世界である「浄土」の実在への疑問であろう。史上、実在の仏である釈迦については納得できるが、アミダ仏となるとにわか…

青い鳥

「病気のむすめのために、青い鳥をさがしてきておくれ。青い鳥さえあれば、あの子はしあわせになれるのだからね」 クリスマスの前の晩、貧しい木こりの息子チルチルと妹のミチルは、魔法使いのおばあさんにたのまれ、犬やネコのほか、光の精や水の精などのふ…