手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

生命(イメージ)

南無阿弥陀仏の御名

真実はどんなささやかな生活のうえにあらわれても滅ばされない権威を有している。 われらの手につくられたものはみんな滅びます。われら自身も滅びつつあるのです。それをおもうほど、滅びない生命を体現して生きたいと念ぜずにおれません。 真実は如来であ…

過去を振り返る(イメージ)

向こうから開かれてきた世界

−方便の願と三願転入− 「化身土巻」には、阿弥陀仏の第十九願と第二十願がかかげてあります。第十九願は修諸功徳(しゅしょくどく)の願とよばれ、浄土を願う衆生が、もろもろの善根功徳(諸行)によって往生できることが誓われています。また第二十願は植諸…

問い 〜何で自分はここへ来ているのだろう?〜

(インタビュー:大峯 顕 氏) ものを考えるということがいるんですよ すぐに信じなさいと言われたかてな― 仏さんに助けてもらって 極楽浄土に生まれるか、言われたって― 信じなさいって言ったって、そんなもん 簡単に信じられるもんじゃないよ だって、皆、…

仏教ってなに?

(インタビュー:大峯 顕 氏) 宗教って、人間の いちばん大事な問題なんだけどさ かつては、過去の時代にはね、皆、仏教も 日本の国教になった時代があったんだけど まぁ、中世までやね 仏の教えを聞いて、人生を 生きるという、そういう考えが― 日本に定着…

煩悩具足の凡夫

「自身は現に是れ最悪生死の凡夫、曠劫よりこのかた常にしずみ、常に流転して、出離の縁有ること無し」の者が、南無阿弥陀仏の身にさせて頂いても喜ぶ心が続かない、凡夫といわれる所以です。 ますます、ありがたいと感じるのです。南無阿弥陀仏。 二祖対面…

他力

血で血を洗う、ということばがあります。その言葉を聞いてふと思ったことです。 自分のはからいを、そのはからいをもってして消し去ることはできません。自分のはからいを超越したおはからいに依らねばなりません。 ※血で血を洗う 【読み】 ちでちをあらう …

ことば

言葉でなければ導かれませんが、言葉を離れなければ南無阿弥陀仏のはたらきに気付かせて頂くことはできません。