手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「信ずる」といっても

「しかれば、念仏も申され候ふ。これ自然なり」。助けてもらった人には念仏が自然に出てくる。出そうと思わなくても自然に出てくるのです。如来さまに言わせられるからでしょう。称名念仏は私に呼びかけて下さる如来さまの声のこだまです。こちら側から発源…

源泉

聴聞

本日、久しぶりに、築地本願寺の常例布教(花岡静人師・勝光寺・奈良県)に行って来ました。 以下、印象に残ったところを4点紹介させて頂きます。 ①阿弥陀さまは、このいまもピッタリ寄り添って、必ず助けるぞ!とはたらき詰めであること。阿弥陀さまは遠い存…

築地本願寺&東京マラソン

平成24年2月26日撮影 ※マラソンは築地本願寺前より撮影(スタートより2時間30分時点)

浄土真宗

浄土真宗は、自分が聞いて、自分が知って、自分が覚えて、自分が思うて、自分が信じて参る宗教ではない。如来様が衆生の信心も、往生も、成仏も、完成してくださって、「南無阿弥陀仏 待っておるぞよ」と喚んでくださっておる宗教である。これを「他力」とい…

信心

「弥陀たのむ」とは、如来様が、ただで助けて下さるということである。ただで助けて下さる阿弥陀如来の大誓願力を忝(かたじけ)なしと仰ぐことである。「信心を自分が取った」「いただいた」「いただきたい」と思うのは、信心を固定した品物のように扱うて…

法雷

稲垣瑞劔 【略 歴】 明治18年 兵庫県姫路市に生まれる 明治38年 徴兵のため関西学院高等科退学 明治43年 関西学院中学部教諭に就任 大正15年 神戸森高等女学校教諭に就任。 この頃より碩学桂利劔師に就き仏教、特に真宗学の専門的研究をなす。 仏教月刊誌『…

目的ということば(1)

目的という言葉は、すでに届けられている、すでにつつまれている南無阿弥陀仏のおはたらきを語るうえにおいては、どうもマッチしません。

コアラのマーチ(山口県) 

※「コアラのマッチ」ではありません〜

マッチョなおぼっちゃまくん 

※「マッチなおぼっちゃまくん」ではありません〜

目的ということば(2)

目的という言葉がでた時点で、阿弥陀さまは遠い存在になってしまいます。

捨てもの

「〜したら」「〜すれば」は、自分中心の自分向きのことばです。 阿弥陀さまに向かわせて頂かねばなりません。

タラバガ二 & レバー(ドアノブ)

格好いいことば

「自分探しの旅」とか「自分を信じて」ということばは、一見、恰好いいですが、限界があります。

格好悪いふられ方

大江千里

気づかせて頂く

このいまもピッタリ寄り添ってくだされている阿弥陀さま。 その阿弥陀さまの南無阿弥陀仏のおはたらきに気づかせて頂くだけです。

方法に固執するひと

空腹の人が、御馳走を目の前にして「どのように食べようか?」と、食べ方をあれこれ考えるでしょうか? そんな状況で、食べ方に固執する人はお馬鹿さんです。

ごちそうさま

ぶら〜りひとり旅(願教寺)

願教寺に行って来ました。雪は少ないものの、半端ない寒さでした。マイナス7、8度といったところでしょうか。 盛岡駅より徒歩で約30分の盛岡市北山に願教寺(浄土真宗本願寺派)があります。このエリアは、浄土真宗本願寺派をはじめ、真宗大谷派、浄土宗、曹…

願教寺(岩手県盛岡市)

平成24年2月17日撮影 【願教寺】 ※他の日 http://d.hatena.ne.jp/tarou310/searchdiary?word=%B4%EA%B6%B5%BB%FB&.submit=%B8%A1%BA%F7&type=detail

島地黙雷 (しまじもくらい) 1838年〜1911年 仏教学者

島地黙雷(旧姓:清水,幼名:謙致(かねとも)は1838(天保9年)2月15日,周防国(現:山口県)佐波郡にある西本願寺派専照寺住職清水円随の四男として生まれた。1866年(慶応2年)に同郡島地村妙誓寺の住職となり,姓を島地と改めた。 黙雷は学問,識見,人徳ともに…

島地大等 (しまじだいとう)1875年〜1927年 仏教学者

島地大等(旧姓:姫宮,幼名:等)は1875年(明治8年)10月8日,新潟県頸城(くびき)郡三郷(さんごう)村(現:新潟県上越市)西松之木の勝念寺の住職姫宮大圓,操子の次男として生まれた。4年間の上京をへて,1893年(明治26年)に京都にある西本願寺の文学寮(現:龍…

日の光の中のほこり

宗教的な喜びといっても人さまざまです。私は世の中がパッと明るくなるような喜びの感覚はもてません。しかし、今まで知らないできた人生を気づかせてもらったと感じることがあります。阿弥陀如来のおこころをいただいたという喜びです。 それは必ずしも華々…

ダイヤモンドダスト

信心は、仏さまからいただくものです

どんな宗派、他の宗教でも信じるということを大事にします。相手のことを信用しないと、話を聞こうという態度も生まれません。何かを学ぼうという姿勢が育まれるには、何らかの信用、信頼が前提になっています。信じるということが、ある意味で宗教の出発点…

柿の種

新潟県起源の煎餅菓子の一種。 いわゆる乾きもののおつまみの定番として根強い人気がある。 特に剥きピーナッツと一緒に混ぜられている商品は「柿ピー」(かきピー)、「ピー柿」(ピーかき)「ピーピー柿」(ピーピーかき)と呼ばれる。 【ウィキぺディア …

何のために生まれ、生き、死んでいくのか?

方一尺の天地 水馬しきりに 円を描ける なんじ いずこより来たり いずこへ旅せんとするや? ヘイ!忙しおましてナ! これは、村上志染という詩人の「水馬」という題の作品です。前段のまじめな調子と最後の一行とのギャップがユニークで、印象深い詩です。 …

水馬(みずすまし)

昆虫綱甲虫目ミズスマシ科に属する昆虫。 日本各地に分布し、河川、池沼、水田などに多かったが、農薬や汚染によって激減した。 体長6〜7.5ミリメートル。黒色で卵形、背面は軽く膨らみ、腹面は平たく、頭・背面周辺には金属光沢がある。上ばねには点刻列を…

倶会一処

今日は私の誕生日です。1年1年浄土に歩ませて頂いています。 誠にありがたいことです。なむあみだぶつ。 以下、母からの温かい祝いの言葉を紹介させて頂きます。 『 誕生日おめでとう。年をとるにつれて「おめでとう」と言われるのはあまり嬉しいものではな…

泣いた赤鬼 (浜田廣介・作)

節分(2月3日) 節分(せつぶん、または、せちぶん)は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。 【ウィキぺディア …