手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

ありがとうございました (by手品師)


アホウドリは、この世で最も雄大な鳥だ。骨と筋肉と翼を機械のように操って、風にうまく乗り、弓から放たれた矢のように空を飛ぶ。体には、幾何学的で印象に残る模様と、くっきりとしたラインが描かれている。親鳥は、ヒナの餌を求めて時には1万5000キロも飛ぶことがあるが、かならず家族の元へと戻る。現生の生物では最長を誇るその翼は、広げると最大3.5メートルにもなる。この長い翼を巧みに操り、ほとんど羽ばたくことなく、数百キロも滑空して大海原を渡り、世界を周遊するのだ。アホウドリは長生きで、50歳を迎える頃には総飛行距離が600万キロに達するという。


2007年12月号 > 特集:優雅なる空の王者 アホウドリ より
http://nationalgeographic.jp/nng/magazine/0712/feature03/