船に載せられた石は、いかに沈まんとしても沈みことのでき得ないことになっている。この面からいえば変ということもできる。しかるに石そのものの重量が減じたということでもなく、水につけると沈む性格が変化したということではない。この面では不変という…

※石というより岩石です。デカッ・・・（笑）

第五願 宿命通の願 第五番目は、「宿命通の願」であります。 設（たと）ひ我（わ）れ仏を得んに、国中の人天、宿命（しくみょう）を識（し）らず、下（しも）百千億那由他劫（なゆたこう）の事（じ）を知らざるに至らば、正覚を取らじ。 那由他というのは百…

いま、雪が深々と降っています。 雪の冷たさを肌で感じるには、 いま、傘をさして歩いている人であればその傘をとじればよいことです。 いま、車を運転している人であれば車の窓を開ければよいことです。 いま、家でくつろいでいる人であれば家の窓を開けれ…

阿弥陀さまのお救いは、世間から離れなければ救わないといったものではありません。 いつでも、どこでも、だれでもが救われるお救いです。 阿弥陀さまの無条件のお救いに、敢えて自分から条件をつけることは無意味ですし、疲れます。

世間はあーだ！世間はこーだ！と世間から距離をおく人。 わたしは世間一般人とは違うんだ！と自惚れている人。 一般常識から遠くかけ離れた可哀相なヒトだと思います。 不便に思います。

自分の思いや計らいは自分の尺度であり、自力です。 阿弥陀さまの尺度におまかせするしかありません。

※定規・ワシントン ではありません（笑）

昨日、青信号で交差点を曲がろうとしましたら、本来、赤信号で止まるべき車線から、車が次から次へとビュンビュン走っていきます。 よくよく確かめてみると、どちらの信号も青であったのです。 「青だから進め！」という思い込みは、ときに大事故に繋がりま…

青信号だからといって、まっしぐらに交差点に突っ込むのは危険です。 いろいろな状況を想定して安全運転に努めていきたいと思います。

「赤信号みんなで渡れば怖くない」以前、ブームになったフレーズです。 これは、「赤信号は止まれ！」という認識があっての言葉だと思います。 赤信号の意味自体知らない無知ほどこわいものはありません。

煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもってそらごとたはごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします 【歎異抄 後序より抜粋】 【現代語訳】 わたしどもはあらゆる煩悩をそなえた凡夫であり、この世は燃えさかる家の…

アメリカに「LIFE」という雑誌が、かってありまして、これが創立10周年の記念の時にLIFEとは何か？という懸賞募集をしたそうです。これに回答をよせて、たくさんの応募者の中から、アメリカの知性と呼ばれる人たちが選択して、第１等で入賞したのは、アメリ…

南無阿弥陀仏のおはたらきを味わいさせて頂くという点において煩悩はありがたい。

本願大智海の活動によって、わたしたちの信心が成立をする。活動によって信心が成立するという表現は誤解を招くかもしれませんが、いわゆる、名号のひとりばたらきによってわたしの信が成立をするんだ、こういうことなんです。 ひとりばたらきによってという…

※阿弥陀さまのお救いは、「先手のお救い」ともいわれています。

寺や僧侶などに布施として寄進する金品が多いか少ないかにより、大きな仏ともなり、あるいは小さな仏ともなるということについて。 このことは、言語道断、とんでもないことであり、筋の通らない話です。 まず、仏のお体に対して、大きいとか小さいとかを決…

文庫本です。安価です（定価400円＋税） 出張時等、持ち運びに便利で重宝しています〜

不思議といえば、先月、近所の子供たちを集めてマジックショーを開催しました。その折、ビデオ撮影をしたのですが、後日、視聴してみると、不思議なことに光る球体があちこち飛び交っているのです。俗に、オーブといわれているものだと思います。これがなに…

12月4日は父の一周忌。津軽は東北新幹線（新青森〜東京）全線開業でお祝いモードです。 しかし、この世は無常。南無阿弥陀仏しかありません。

※来年3月運行予定

還相回向とはまことにありがたい。あなたは、いま、どこでなにをしているのでしょうか。気がかりです。寿命尽きて浄土に生まれさせて頂けるよろこび以上に、あなたにはたらきかけさせていただける身にさせて頂いたことがありがたい。真っ先にいくからね。

阿弥陀如来の本願力によって信心をめぐまれ、念仏を申す人生を歩み、この世の縁が尽きるとき浄土に生まれて仏となり、迷いの世に還って人々を教化する。 【報恩講のしおりＰ５（築地本願寺） 浄土真宗の教章（私の歩み道）より】

聴聞ということは、親心の全部が、あらわれてくださる。親心の全体が私の上にあらわれてくださる。阿弥陀さまのお心が、私に来てくださるのです。これを聴聞というのです。こっちがしっかり聞くということではないのです。 それはなぜであるか、と申しますと…

しっかり求めよ。真剣に聞け。はやくつかめよ、と布教する人がいる。こんな説教は、計らい心をいっそう固めさせてゆくことになる。こんな、まちがった布教がされているのは、おそろしいことである。 【まことの真宗に遇う（加茂仰順和上随聞記）P66 蓮下義昭…