手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

宗教の存在理由

宗教は危機に根ざすということを考えましたが、そうした人間の直面する危機的状況の根源は、実は人間それ自身が危機的存在に他ならない、という事実にもとづいていることがわかります。 つまり、言葉を換えていえば、人間の有限性とでも申しましょうか、生ま…

黒ひげ危機一髪

求道という言葉

求道という言葉は、他力の教えに馴染まないと思います。 求道というと、どうしても、あるゴールに向かって突き進むというイメージが強いからです。 どうしても自力になってしまいます。 それ以前に、「阿弥陀さま」がどこか遠くにいってしまっています。 こ…

球道くん

如来様にしてみれば、善人ほど助けにくいものはない

「世のひとつねにいはく、『悪人なほ往生す、いかにいはんや善人をや』」。 世間一般の人はつぎのように考えています。弥陀の本願は往生について老少善悪の人を差別しないと教えられている。つまり、悪人でも往生させて下さるわけであるから、善人はなおさら…

隠し砦の三悪人

「私の」という所有格

信心はエゴイズムじゃない世界です。 私の信心なんかありはしません。私がなくならないと信心ではないのです。私の信心とか私の念仏とかいう「私の」は余計なんです。「私の」という所有格がとれたところが、お念仏であり、信心の世界であります。 世間の生…

うちのタマ知りませんか?

我々が必ず仏になれる証拠

法性法身という色も形もない仏様が、色も形もない世界にとどまっておったら凡夫には永遠に分からないでありましょう。分からすためにはどうしたらいいか。 そのためには、自分が南無阿弥陀仏という言葉となって、衆生の前に自分を現す以外にないということに…

流れのままに

生きて行くためには、何か目標に向かって努力していくのが普通です。 生活するには、当然、お金を稼がなければなりません。 成績を上げるには、日々、コツコツと勉強しなければなりません。 スポーツにしてもそうです。オリンピック選手に選ばれる人は、大概…

サンクス!

浄土真宗の核心

私たちがこの世を終わってお浄土に生まれ、仏にしていただく、ということは如来様の側ではとっくに決まっているのです。 でも凡夫の側では、まだ決まっていないという人はいっぱいいます。多くの人はまいにち死ぬことが心配で生きています。 そんな、われわ…

信 心

信心のことは「お助け」とも申します。 如来様に助けていただくことが間違いないと知らされることは自覚と呼んでもよいのでありますが、この自覚は自分で主観的にそう思っているという自己意識のことじゃありません。 「たすけてもらえると私は思っています…

バカボンのまま

※天才バカボンより

年末ジャンボ宝くじの当選番号を照会しました。 予想通り、夢ははかなく散り去りました(笑) 買わないと当たらない、買っても当たらない。 公共事業への寄付ということで社会貢献というところでしょうか。 この世で確実なことは、ただひとつ。 南無阿弥陀仏…

年末ジャンボ宝くじ

※7等(300円) さあ、次は初夢宝くじ?!・・・