手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

浄土真宗の利益について

浄土真宗における利益の特色は、信の一念で、今生において正定聚の位、つまり、このいま仏になることが正しく定まる、という仏果を賜ることができることです。 親鸞聖人は、「真実信心の行人は、摂取不捨のゆゑに正定聚の位に住す。このゆゑに臨終まつことな…

生かされて生きている

日々、自分の力で生きているように思いますが、 よくよく考えてみますと、あらゆる恩恵にあずかって生きています。 太陽、大地、空気、生物、乗物、親切、友達、電気などなど、挙げればキリがありません。 そうです!生かされて生きているのです。 だから、…

いのちは尊い

解脱の光輪きはもなし 光触かぶるものはみな 有無をはなるとのべたまふ 平等覚に帰命せよ (浄土和讃 五) 私は様々な思いによって、自分自身をがんじがらめに縛っている。阿弥陀如来はそんな私の我執の縄を切り、いのちは等しく尊いという広々した世界に解…

夢の国

娘の高校合格祝いと称して、東京ディズニーランド&シーに行ってきました。今回の目的は、ディズニーシーの「トイ・ストーリ−・マニア」を制することでした。前回来園時は、開園時間30分後に入園するもファストパス(優先入場口)の発券はすでに終了しており…

最初の説法 (お釈迦さま)

お釈迦さまの最初の説法の内容は、「四諦八正道(したいはっしょうどう)」の教えだといわれています。「四諦」とは、「四つの真理」という意味で、具体的には「苦諦(くたい)」「集諦(じったい)」「滅諦(めったい)」「道諦(どうたい)」の四つの真理…

お釈迦さま

今から約二千五百年前、インドの北方(現在のネパール)に、釈迦族と呼ばれる種族が、カピラ城を中心に小さな国をつくっていました。国王はスッドーダナ(浄飯)王、妃はマーヤー(摩耶)夫人(ぶにん)といいました。 マーヤー夫人は出産のために、自分の生…