手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

あわや本塁打?(捉え方の違い)

守備側の視点では、ピンチになるのでつかえます。攻撃側では、「もう少しで」本塁打という言い方になります。「ホームランになりそうな打球」という事実は、双方同じですが、その立場によって180度意味合いが違います。おもしろいものです。 では、「南無…

コロナを恐れる理由

毎日、コロナの報道が絶えません。なぜ、コロナの話題が絶えないのでしょうか。いかがでしょうか。それは、コロナ感染したその先に死が待ち構えている、という現実があるからではないでしょうか。しかし、その死(私が死ぬこと)において、完全にマスクされ…

わたし

わたしとはなんだろう 日常では、手品師さん スーパーに行けば、お客さん 病院に罹れば、患者さん 信心たまわれば、仏さま やっぱり、わたしは仏さま (がいいなぁ) ※金子みすゞ風に書いてみました(笑)

言葉の力

人間関係に上手な言葉は必要ありません。大切なのは「うまく話す」ことではなく「やさしく話す」ということです。「人が生まれたときには、実に口の中に斧が生じている。人は悪口を語って、その斧によって自分自身を斬るのである」 と仏典にもあるように、も…

月のひかり  🌺金子みすゞ(10)

一 月のひかりはお屋根から、 明るい街をのぞきます。 なにも知らない人たちは、 ひるまのやうに、たのしげに、 明るい街をあるきます。 月のひかりはそれを見て、 そつとためいきついてから、 誰も貰はぬ、たくさんの、 影を瓦にすててます。 それを知らな…