手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ、命は尊いのか?

●現代日本の生命尊重論 何年か前、過激派のハイジャック事件のとき、人質をとりもどすために相手の要求をのんで政治犯を釈放することを決めた首相は、「個人の命は地球より重い」と言ったことがある。個人の生命尊重は、今日の日本では議論を要しない無条件…

地球

疑いの歌 (妙好人 三河のお園)

疑いよここ聞き分けていんでたも そちがいるゆえ信が得られぬ 疑いにここを退(の)けとは無理なこと 胸を離れて何処に行きましょ 疑いよ是非行かぬならそこに居よ そちに構わず信を取るべし 疑いは何処に居るかと問うたれば 代わりに出て来る念仏の声 【わ…

三河屋さん (サザエさんより) 

三河屋 三河屋(みかわや)は、商号及び屋号の一つ、または、酒、味噌、醤油、酢など醸造された食品、及び関連する商品を販売する小売店(一般に酒屋と呼ばれる小売業態の規模の大きめな店)の俗称として用いられる場合が多く、主に江戸時代から昭和期にかけ…

はからい

朝から晩まで自分の事ばかり考えている人が、阿弥陀さまのお浄土を考えだせるはずがありません。 自分のはからいを、いくらぶつけてみても無意味です。 他力に依るしかありません。 つまり、阿弥陀さまの南無阿弥陀仏のおはたらきを気付かせて頂かねばなりま…

五月晴れ

五月晴(さつきばれ、ごがつばれ、五月晴れとも表記)とは、6月(陰暦の5月)の梅雨時に見られる晴れ間のこと。「さつきばれ」と読む場合はこの意味となる。ただし誤用で、新暦の5月の晴れという意味にも用いられ、そちらの意味で国語辞典に掲載されることが…

人間に生まれた意味

いつもと変りなく勤められる毎月の法座が終わり、夜が更け、帰られる御同行さんを見送りながら、フッと「人間の身体(からだ)は仏法を頂く宝や、大事にいとなませてもらわねば勿體ないことやなぁ。」と、気づかせて頂いたことでした。「宝」と聞かれて、ど…

海の宝箱

真信の力

これは今春亡くなられた菅瀬芳英師から直接聞いた話であって、大阪の一紳士の家庭に起った事件である。その紳士には夫人があったが、この紳士元来酒好きな方でしばしば酒を飲み、夜更けて帰ることなどは珍しくはなかった。夫人は色々と苦心して主人の不謹慎…

よっぱらい (クレヨンしんちゃん)

身近な阿弥陀さま

ご信心を頂け、ご信心を頂けというところが強く主張されて、お聴聞なさる御同行の側もそこに引っ掛かって、ご信心を貰わにゃあならん、ご信心を貰うという事はどういう事ぢゃろうかと、ご信心を貰うたらどうなるぢゃろうかと、貰うという事に、頂くという事…

分度器

平生業成

臨終まつことなし、来迎たのむことなし 誠にありがたいことでございます〜