手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

大峯 顕 先生のこと

 大峯 顕 先生との最初の出遇いは、ふと立ち寄った本屋の書籍コーナーでした。先生の文章を読んだとき、ビビビッときました(笑)。その出遇いがきっかけとなり、今なお、私の南無阿弥陀仏生活において大きな刺激となっています。南無阿弥陀仏のはたらきを独特の詩的表現で織りなす文章は素晴らしい、と思います。私の母も感銘を受けたひとりです。
 先生が存命中、実際お会いする機会がありました。六角会館(京都市)と願教寺:2回(盛岡市)です。3回しかお会いしたことはありませんでしたが、私にとって忘れられない先生です。気さくでお洒落な先生でした。先生の「言葉は語る」という言葉は今なお私の心に深く刻まれています。
 言葉といいましても本質のところは、その言葉に込められた、はたらきといいますか、意味合いを受け取ってはじめて言葉本来の意味をなすのではないでしょうか。
 私としましては、「言葉の力」と銘打って南無阿弥陀仏のことを伝えていければと思っています。
おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏