手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

自分の都合

 

同じように蓮如さまは教えられた。「自分の狭い思いの部屋の中に閉じこもって、教えを聞いているつもりになっている者は、その自分の都合という障子を取り払ったら、一度に明るい世界に顔を出すことができるに」と。本当に有難い教えでありました。

【現代語訳 蓮如上人御一代記聞書 如来の眼・私の眼 高松信英 法蔵館 P173   ◉288 心の障子を取り払え より】

  

 南無阿弥陀仏のはたらきの中で生きている私としましては、そのはたらきに気付くか否か、がとても大事です。私の狭い了見に依っていては、ダメだと思います。私の都合は、ちょっと横に置いておきまして、阿弥陀さまに真向きに向かい合わせていただきたい、ものです。そこには、きっと明るい世界が待っていることでしょう。以前(15年前)、母からも同じようなことを言われ、今でも印象に残っている言葉(私の都合は、ちょっと横に置いといて・・・)です。

 そして、2年前、当ブログで紹介した「とんぼ安心」というフレーズが思い浮かびました。下記リンクよりどうぞ~

 おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏

 

とんぼ安心(2022年6月24日)

https://tarou310.hatenablog.com/entry/2022/06/24/084635