手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

「前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪え」 道綽禅師

 

前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪え

 

「前に生まれた者は後に生きる人を導き、後の世に生きる人は先人の生きた道を問いたずねよ」というこの呼びかけは、中国の道綽(どうしゃく)(562~645)が著した『安楽集』の言葉です。  

【大谷大学 教員エッセイ 読むページより抜粋】

 

母方の祖母を思い出すことがあります。「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と念仏をとなえていた姿が印象深いです。そんな記憶と一緒に、「前に生まれん者は後を導き、後に生まれん者は前を訪え。」という道綽禅師の言葉が浮かんできます。今となれば、祖母は私を導いてくれていたんだなぁー、と思うのです。祖母の存在なくして、私の存在はありません。不思議な縁です。

おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏