手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

「他力本願」原義で使おう ※新聞投稿

 

「他力本願」原義で使おう(投書)、が地元紙(東奥日報:青森県)に、掲載されました。

 

【東奥日報 令和5年2月6日(月)付】

 

 「他力本願(たりきほんがん)」の本来の意味は、

「衆生を救おうとする阿弥陀仏の本願にすがって極楽往生すること」(明鏡国語辞典:第三版)です。ここでいうところの「(阿弥陀仏の本願に)すがる」、とは、「おまかせする」、という意味です。

 換言しますと、

 『今現在、私(たち)に届いている阿弥陀さまの「南無阿弥陀仏のはたらき」を(私が)気付かせてもらうと、(私の寿命が尽きたとき)私は、極楽往生するのです』となります。すでに、南無阿弥陀仏のはたらきの中で生活している私(たち)としては、そのはたらきに気付かせてもらうことがとても大事です。一度、そのはたらき(南無阿弥陀仏のはたらき)に気付かされますと、その後の人生、そして、その先(死後)も大安心なのでした。ひとりでも多くの人に、南無阿弥陀仏のはたらきに気付いてほしい、と思うのです。これは、夢物語なんかではありません。

 おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏