手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

他力

血で血を洗う、ということばがあります。その言葉を聞いてふと思ったことです。
自分のはからいを、そのはからいをもってして消し去ることはできません。自分のはからいを超越したおはからいに依らねばなりません。


※血で血を洗う
【読み】 ちでちをあらう
【意味】 血で血を洗うとは、殺傷に対して、殺傷で応じることのたとえ。また、肉親同士が流血の争いをすることのたとえ。
【注釈】 血を洗うために血を用いれば、ますます汚れるということ。
※故事ことわざ辞典より