手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

私の身体はしばらくの借りモノ

  以前にも、このブログで同じようなことを書きましたが、やはりそのようにしか思えませんのであらためて取り上げます。
  大峯 顕 先生は、生前、以下のようなことをおっしゃっていました。
「私たちは、ひとりひとり演じている俳優みたいなものだ。男であれば男、女であれば女、医者であれば医者、大工であれば大工、学生であれば学生、それぞれ演じて生きている。」
今でも、とても印象に残っていることばです。
 つまり、この身体(からだ)もしばらくの借りモノでやがて別れる時がやって来るということです。最近、自分も含め、人をみていますと、そういう目でみてしまっていることがあります(笑)。容姿端麗のかた、お金持ちのかた、地位や名誉があるかた、は一般的に注目を浴びたり、羨ましいと思われる存在かもしれません。しかしながら、それも、長くは続きません。やはり、最終的には南無阿弥陀仏しかないなぁ〜、と最近よく思います。最終的に、とはいいましたが、いまも南無阿弥陀仏なのです。行住座臥、南無阿弥陀仏、これに限ります。南無阿弥陀仏の人は永遠に南無阿弥陀仏の人です。南無阿弥陀仏そのものですので別れるということもありません。
おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏

 

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