手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

死に様は全く関係ありません

眠るように息を引き取ろうが、
もがき苦しんで死のうが、
記憶喪失の状態で亡くなろうが
不慮の事故で死のうが、
病気で亡くなろうが、
このいま、南無阿弥陀仏のおはたらきに気付かされている人は
寿命尽きれば、往生((阿弥陀仏の浄土に往き生まれる)です。
こんなありがたいことがあるでしょうか。
死に様、云々より、
わたしが・このいま・ここで
南無阿弥陀仏のおはたらきに気付かされているか否か、が非常に大事になってきます。
雪掻きしながら 今日も なまんだぶ


四種往生(ししゅおうじょう)
阿弥陀仏の浄土に往生する者の臨終のすがたを4種に区別したもの。
『西方指南抄』には「四種往生の事」として説かれ、『安心決定鈔』にも法然の説として詳説されている。
①正念往生(平生に帰命した者が臨終に心が乱れ惑うことなく往生すること)
②狂乱往生(臨終に狂乱するが、善知識にあって帰命し称名して往生すること)
③無記往生(平生に帰命した者が臨終に善悪のけじめもつかないような心の状態になっても往生すること)
④意念往生(帰命の信がおこった者が称名しないまま、こころに念じて往生すること)
浄土真宗事典 P273より】