手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

阿弥陀さまはこのいまも寄り添っている(その2)

敢えて、「人生の目的」という言葉を使うならば
「人生の目的」だと思って生きてきた私の人生が
気付いてみると、『人生の目的のどまん中であった』ことに安心させられます。
阿弥陀さまの救いを「人生の目的」と思って生きているひとは、自分大好きの善人さまです。
「人生の目的」という言葉の中に、阿弥陀さまの存在はありません。
「人生の目的」が「人生の目的のどまん中であった」と気付かされる、
そのとき、阿弥陀さまはより身近なものになります。
そうはいいましても、阿弥陀さまは、わたしの計らいや思いに関係なく
このいまも寄り添っているのですが。
阿弥陀さまの南無阿弥陀仏のはたらきに気付かされるか否か、そこのところが
非常に大事になってきます。
今日も生かされて なもあみだぶつ