手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

果たして、死は臭い(暗い)ものなのか。

 死は、暗いもの臭いものとして嫌われます。
臭いものに蓋をして無理やり押し込めるより、蓋をせず開放する方がよっぽどサッパリするのではないでしょうか。
 つまり、生死問題において真正面からじっくりと考えることが大事であるということです。何事においても、臭いものに蓋をする的発想に進展という文字はありません。死が臭いものと捉えるか否かは、南無阿弥陀仏のはたらきに気付かせられるか否かでガラリと変わってきます。南無阿弥陀仏の人にとって、死は臭いものではありません。往生(阿弥陀仏の浄土に往き生まれる)のよい機縁であります。
 おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏


臭い物に蓋をする
【読み】
くさいものにふたをする
【意味】
臭い物に蓋をするとは、都合の悪いことや醜聞が他に漏れないように、一時しのぎの方法で隠すことのたとえ
(故事ことわざ辞典より)



ときどき日誌 sur NetVilより
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