手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

語られているのは仏さま

私がここで話しているのも、菩薩さま方に話をしているのかもしれません。このように聞いてくださるから話ができるのです。聞いてくださる人がいらっしゃらなかったら、私はこの話をすることはできません。不思議なことですが、テープに録った自分の法話を聞いて、ありがたいと思うことがあります。つまり仏法の話というのは、誰が話しているかは関係がないのです。語られているのは仏さまの言葉であるからありがたいのです。自分で話しながら、自分もありがたいのが仏法の話なのです。話している者だけが仏法を知っていて、聞いている人は知らないというのではありません。話す人と聞く人が協同して、阿弥陀さまが教えてくださる真理の世界に参加しているのです。
【生命還流 浄土和讃を読む 下 大峯 顕 本願寺出版社 P148より】



早いもので、この「手品師ブログ」をはじめて5年目になりました。
たまに、自分で書いたブログ(内容)を読み返すことがあります。自分で書いておきながら「ありがたいなぁ〜」と思うことが多々あります。
それは、『語られているのは仏さまの言葉であるから』なのですね。
(ブログを続けているのは)多くの方に南無阿弥陀仏に出遇って欲しい!という思いより、
自分自身で楽しんでいる、といった方がよいようです。
今日も南無阿弥陀仏



真宗コアより(解答あり)
http://shinshucore.net/susume/quiz/q06.html