手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

はからい

如来さまが救おうと言われているのに、「私は落第だ、だめな人間だ」というのもはからいなら、逆に「私はこれでお浄土まちがいない」と自分で自分を採点して安心するのもはからいというものである。
その二つのはからいを丸ごと捨ててしまって、ただ「お前を救う」という如来さまの言葉に自分をあずける。
これが信心である。
蓮如のラディカリズム 大峯 顕 法蔵館 P198より】


【手品師コメント】
自分にしか目が向いていないのですね。
自分であ〜だ!こ〜だ!といくら計らってもなんの解決にもなりません。
阿弥陀さまに向かわせて頂かねばなりません。
阿弥陀さまに向かわせて頂く」といっても、
阿弥陀さまは、この今もひとりひとりにピッタリ寄り添っておられます。
ですので、南無阿弥陀仏を気付かせて頂くという表現がしっくりします。