手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

浄土真宗の核心

私たちがこの世を終わってお浄土に生まれ、仏にしていただく、ということは如来様の側ではとっくに決まっているのです。
でも凡夫の側では、まだ決まっていないという人はいっぱいいます。多くの人はまいにち死ぬことが心配で生きています。
そんな、われわれ凡夫が、如来様の呼び掛けて下さる南無阿弥陀仏に呼び覚まされてハッと目を覚まして、「ああ私はもう安心だったんだ、有難いことだ」とお念仏が出る。
これを信心決定と申します。「往生定まる」ともいう。
浄土真宗の核心はここにあります。
【無碍の一道『歎異抄』第七条・第八条 大峯 顕 百華苑 P9より】



日々の生活の中で、ふと、南無阿弥陀仏と気付かせて頂ける。
そこには安心があります。なむあみだぶつ。