手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

誕生日を迎えて 思うこと ※投稿文

  先日、誕生日を迎えた。残念ながら、もはや素直に喜べる歳ではなくなった。誕生日といえば、ケーキを食べて祝うのが恒例であったが、高齢になるにつれて恒例でなくなっている私である。とまあ、そんな親父ギャグを呑気にいっている場合ではない。 ある資料によれば、平均寿命が50歳を越えたのは、戦後間もない昭和22年といわれている。それから、約70年の月日が過ぎた昨今、人生100年時代といわれるまでになった。

   孔子の言葉に「五十にして天命を知る」とある。これは、「五十歳になると天から与えられた自分の使命を悟るようになる」という意味だ。果たして、その境地に辿り着けた人はどれくらいいるのだろうか。アラフィフの仲間入りとなった私としては気になるところである。

 昨年は、働き盛りの同僚を亡くし、とても悲しく残念な出来事を経験した。そんなこともあり、私の人生、このままでよいのだろうか、と日々、自問自答している。タイムリミットが、あとどれだけ残されているか知る由もないが、誕生日ケーキを心から美味しく頂けるような人生にしたい、とあれこれ考えているこの頃である。

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