手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

聴聞

 南無阿弥陀仏が私の口から溢れ出て、いまあなたと一緒にいるという、お念仏の働きをお聞かせに預かるのが、私たちの聴聞ということであります。
 一番大事なことは、『御文章』の中で繰り返しおっしゃっている、信を取れということです。報恩講でお布施を持って来てくださるのはありがたいのですが、肝心の信心を取ってもらわないと、何の意味もありません。自分の力では気づかない、阿弥陀さまの助けずにはおかないという真心をたのめということを、お念仏を通して気づかされていく世界が開かれるのです。
【光蓮寺 寺報 110号 ご法話紙上再録より】



「お念仏を通して気づかされていく世界」に触れたいものです。
つまり、いま・ここで・わたしが、南無阿弥陀仏のはたらきに気づかされる、ということです。
おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏