手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

まねる

 そもそも「学ぶ」とは、「まねてする」というのが原意であります。ものを学び習うのは、真似から始まるのです。歌舞伎役者が芸を学ぶのは、名人の型を「まねる」ことから始まりますし、職人さんの技術の学びも同じでありましょう。(略)
 日常生活でも「まなぶ」ことはいくつもあります。いつもニコニコしている人を「まねてみる」のはどうでしょうか。笑顔をまねると、こころも豊かになる気がしてきます。また、何につけても「有難う」という方を「まねてみる」のはどうでしょうか。いつのまにか感謝の気持ちが湧き起こってくるように思います。
 そして、ちょっと気恥ずかしいけれど、お念仏をしておられる方を「まねてみる」のはどうでしょうか。「南無阿弥陀仏」と称えて仏さまに頭を下げておられる姿をまねてみると、仏さまの温かいこころが届けられるような気がしてきます。どうでしょうか。
【白き蓮華のひらく刻 森田真円 本願寺出版社 P205,P206より】



見本となるモノにおいては、まねることから始めてみてはいかがでしょうか。
モノマネが、やがてホンマモノになります。
南無阿弥陀仏」とお念仏することも然り。やがて、報恩感謝の「南無阿弥陀仏」(お念仏)になります。仏さまが仰られていますので間違いありません〜。
おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏



まねから始まる
http://sciencewindow.jst.go.jp/html/sw28/sp-003