手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

「のる」ではなく、『のせて』

 『高僧和讃』に、「弥陀弘誓のふねのみぞ のせてかならずわたしける」と、親鸞聖人がお示しくださってありますように、〝のる〟ではなく、〝のせて〟とご教示くださってあることが、大変有難く思えたことでありました。
 私が気づいた時には、すでに「大悲願船の中」にあったのです。〝のる〟という私の行為すら、如来さまのはたらきのジャマでしかなかったことを、改めて有難く、勿体なく知らされたことでありました。
【お浄土への地図 小林 顕英 探究社 P14より】



「のる」ではなく『のせて』
他力の醍醐味ですね。
今日も なもあみだぶつ


醍醐味(だいごみ)
1 仏語。仏陀の、最上で真実の教え。
2 物事の 本当のおもしろさ。深い味わい。「読書の―を味わう」
【国語辞書 goo辞書より】