よく考えてみると、
生まれつき疑い深い私に、本願の御言葉を信ずるというような信心を得ることができたのは、万人を平等に救おうと思いたたれた阿弥陀如来さまの本願の大悲心の賜であり、
このような真実の信心が私の心に開けおこったということは、
お釈迦さまが深い憐れみを込めて本願の御心を詳しく説きあらわしてくださったおかげであるといわれるのでございます。
つまり、
信心は、私の中から起こってきたものではなく、釈迦・弥陀 二尊の御はからいによって恵み与えられた如来回向の信心であり、如来より賜った信心であるから・・・・・
【浄土真宗の信心 梯 實圓 和上 市原栄光堂 CD法話より】
【手品師コメント】
賜るということは、文字通り、賜るのであって、
自分から、つかもうとするのではありません。
自分で、「あ〜だ こ〜だ」とコネクリ回すものでもありません。
主役は阿弥陀さまです。
なんの計らいがありましょうか。
そのまんま あるがまま まるごと おまかせです。
なんの計らいもいりません。
ただただおまかせです。
