手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

信心

本願大智海の活動によって、わたしたちの信心が成立をする。活動によって信心が成立するという表現は誤解を招くかもしれませんが、いわゆる、名号のひとりばたらきによってわたしの信が成立をするんだ、こういうことなんです。
ひとりばたらきによってというのは全く一方的なんであって名号がわたしの心にいんげんをした、わたしの心に至り届いてくださった、そこを信心と名付けるんですよ。こういうことなんですね。
その仏の名号がわたしの心に至り届いてくださったわけでございますから、その徳は、まさにわが作った信心でないから金剛心とおっしゃったんだ、こういうことです。
正信偈講話 善導章八句(対談形式) 山田行雄 和上15 CD法話 すねいる より】


【手品師コメント】
浄土真宗の信心は、他の宗教でいうところの信心とは違い、阿弥陀さまから賜る信心であることを教えて頂きました。
信心は、わたしから追い求めるものではありません。
信心を賜るといっても、なにかモノ(ものがら)を賜るのではありません。
阿弥陀さまのおはたらきを信受させていただくという表現がしっくりくるように思います。