手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

楽しみ

第五願 宿命通の願
第五番目は、「宿命通の願」であります。
設(たと)ひ我(わ)れ仏を得んに、国中の人天、宿命(しくみょう)を識(し)らず、下(しも)百千億那由他劫(なゆたこう)の事(じ)を知らざるに至らば、正覚を取らじ。 


那由他というのは百千億、要するに大数を表す言葉であります。宿命とは過去世のことを知るということであります。つまり自分の生の約束を知るということであろうと思います。自分が今日こういうふうになってきているいわれを知るのである。 
四十八願講義P46-47 金子大榮 師 法蔵館より】


【手品師コメント】
計り知れない遠い過去から、「救われてくださいよ!」と、この今もはたらきかけてくださっておられる阿弥陀さまに、ただただ南無阿弥陀仏