手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

仏教は論理というものを極めて大事にしている宗教

 

 仏教は論理というものを極めて大事にしている宗教です。ひとつひとつ納得して次へ進むという、そういう道筋をたどるのが仏教であって、「わけが分からんことを信じ込め」ということは仏教では一才ありません。

 「阿弥陀仏の本願」が何だかわからなくてもいいと、とにかく、阿弥陀仏というありがたい存在があるのだから、それを頭から信じ込めば自分は救われると、こういうふうな思い込みに走ることが多いです。決してそんなことはありません。そんなことを言うとしたらそれは仏教ではない、ということです。

【歎異抄にであう〜無宗教からの扉〜 第2回 念仏とはなにか  阿満利麿 Eテレ 5月15日(日)放送冒頭より】

 

仏教は、理路整然とした教えです。ですので、仏教の話を聞いていきますと「なるほどなぁ〜」と納得させられる(知らされる)時が必ずきます。

「阿弥陀仏というありがたい存在があるのだから、それを頭から信じ込めば自分は救われるのだ!」と、自分をそのような状況や状態にもっていく必要はありませんし、そんなことにトライしてもまったく意味がありません。自分勝手な思い込みや計らいは不要です。阿弥陀さまに依りたいものです。私は、あくまでも受け手(阿弥陀さま⇒わたし)であることをあらためて確認しました。

おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏