手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

私のお盆(8月13日)〈投稿文〉

 1年365日の中で私の一番好きな日は、なにを隠そうお盆の8月13日である。今からお話しする私のお盆(8月13日)の過ごし方は、嫁と付き合っていた当時から20年以上続いている。
 近所のお寺(浄土宗)で墓参りをして線香をあげる。先祖が存在しなければ嫁との出合いもなかったし、もちろん娘との対面もなかったであろう、と考えながら。まずは先祖に感謝。そして、なにより一番は、自分自身のことである。いま、ここで、私が生きていることについて、じっくりと考える時間だ。いずれ、自分も手を合わせられる側になる。それは今かもしれない。そんなことをあれこれ考える、貴重な時間となる。その後、本堂の阿弥陀さまに手を合わせ一連の行事が終わるのだ。
 墓参りが終わると、待ちに待ったバーベキューが嫁の実家で始まる。娘が小さい頃は、よく一緒に花火もした。時は流れ、花火の主役は義弟の娘である心ちゃんとなった。
 私にとってお盆(8月13日)は、「生きること」についてじっくりと考える大事な日となっている。



個人的に、生死問題は解決していますが、先日の悲しい出来事がきっかけで、「生きること」について考えることが日課となっています。お盆の機会に「生きること」についてじっくりと考えるのもよいですね。「死の縁は無量なり」肝に銘じたいお言葉です。