手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

相応しない

私は、もう○○年も仏法を聴いてきたから!と声高らかにいう方は、
阿弥陀さまに救われるには「積み重ね」が大事だと思っている自力の人です。
聴聞に捉われて、肝心の阿弥陀さまに目が向いていなのです。
すでに南無阿弥陀仏のなかに置かれている状況下で、どこに向かうというのでしょうか。


【相応】そうおう
(1)ふさわしいこと。つりあっていること。また、そのさま。
「身分―な家」「能力に―した学校を選ぶ」「―に暮らす」
(2)〔仏〕 複数の事柄が親しく和合していたり、統一されていたりすること。
三省堂 大辞林より】