手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

先手のお救い

南無阿弥陀仏のはかりしれない不思議の功徳は、私の今ここに、十劫の昔からすでに届けて下さってあるんです。
「ナンマンダブツ」と念仏することは、私の口から如来さまの方へ発信しているように思いますけれども、本当は如来様が私を呼んで下さっている声ですね。
それを親鸞聖人は「帰命とは本願招喚の勅命なり」と云われたのです。
「本願招喚」とは如来様の方が私を呼んでいるということです。
こちらが如来さまを呼ぶより先に、如来さまが私を呼んで下さっているということです。
大慈悲心 『歎異抄』第四条・第五条 大峯 顕 百華苑 P36より】


【手品師コメント】
南無阿弥陀仏のはかりしれない不思議の功徳は
すでに、私に・このいま・ここに、はたらきかけて下さっています。
このいま、阿弥陀さまから南無阿弥陀仏を賜らずして、いつ賜るのでしょうか。
蓮如上人は
「まさに、宝の山に入っておいて、空手で帰ってくるようなものではありませんか。くれぐれもよく心を静めてこれを考えてください。」
と、仰られておられます(御文章4帖目第3通)。
蓮如の手紙 現代語訳 浅井成海 監修 P106参照】


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