2011-05-14 阿弥陀さまは何処へ 阿弥陀さまのお救いを、なにか神秘体験があるように思うのは間違いです。 例えば、一旦、真っ逆さまに地獄の底に落ち切って、そこでピカッと何か光が差し込んで初めて救われるとか。 あるいは、「そのまま助ける!」といった声がきこえるとか。 そんなのは、自分中心の思い込みの範疇です。 阿弥陀さまのお救いを、このように錯覚してしまいますと 自分中心の蟻地獄に陥ってしまいます。 また、どうしても自分から、救いをつかみにかかってしまいます。 肝心要の 阿弥陀さまが、 肝心要の 南無阿弥陀仏が、 どこか遠くにいってしまっているのです。