手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

二河白道のたとえ

二河白道のたとえ」について勉強させて頂きました。善導大師が示された「二河白道のたとえ」の意味するところを理解させて頂きました。以下、「二河白道のたとえ」で「白道」は何を譬えられたのか抜粋させて頂きます。

  
白道」とは、煩悩の心の中にめぐまれた南無阿弥陀仏のことですが、それは清らかな信心(清浄願往生心)でもあり、阿弥陀仏の本願力(願力の道)でもあるといわれています。
つまり、私の煩悩の真っ只中にとどいている南無阿弥陀仏は、如来のがわからいえば、「われをたのめ、必ずたすける」という本願力の顕現であり、
それを聞き、仰せにしたがっている私の方からいえば、「必ずお救いにあずかると阿弥陀仏をたのみ、まかせる」信心のすがただからです。
聖典セミナー 浄土三部経Ⅱ 観無量寿経 梯 實圓 和上 P290より】