手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

報恩講 

報恩講宗祖・親鸞聖人のご命日を通して、聖人が生涯をかけてお念仏のみ教えを伝え広められたご恩徳を偲びつつ、あらためて阿弥陀如来のお救いを深く味わわさせていただくご法要で、浄土真宗門徒にとってもっとも大切なご法要であります。 (中略) 築地本願寺においては、毎年十一月十一日から十六日までの五昼夜にわたり「報恩講」がおつとまりになります。(報恩講のしおりP9 築地本願寺より)』


報恩講にお参りさせて頂きました。法要、布教、御示談(仏教Q&A)、勤行と今まで経験したことのない素晴らしいご縁を頂きました。
特に、15日(月)夜から16日(火)の朝にかけての通夜布教は、私にとって衝撃的でした。 この通夜布教は、親鸞聖人がいよいよお浄土へご往生になる前夜、末娘の覚信尼をはじめ門弟らが集まり、夜を通して聖人のお世話をさせて頂いたことを偲んで、夜通しで布教を行うのだそうです。
どの布教師使におきましても「阿弥陀さまより信心を賜り、念仏申す身になりましょう!」という肝を幹としてお話してくださいました。
阿弥陀さまのお救いは、いつでも、どこでも、だれでも救うという無条件で平等な救いであること、私が忘れていても阿弥陀さまは片時も忘れることなく絶えず私に働きかけてくださられていること、阿弥陀さまは、私より先に願われていることを教えて頂きました。
南無阿弥陀仏