願うてない幸せを如来の方から助けるぞよと待って下さるとはほんとに有り難いことです。願も行も成就して何のわずらいもなく、いまの生活が浄土の道中です。その名号のいわれをすっかり聞かせて頂いて、名号の全領されたのが信心です。
ところが、聞くといい、信ずるというはただもっともな道理であると、心に算用してみるような聞きかたではありません。
無疑とか歓喜ということは、お慈悲にせりこめられて、名号のいわれのままがいただかれたのが聞其名号です。
【真宗の信心 加茂仰順 和上(探究社)P182 より】
【手品師コメント】
このただいまの生活が浄土の道中なんですね。仕合せ者のわたしです。
南無阿弥陀仏。