菊地 師のご法話から印象に残った中の1つです(大体、以下のような内容でした)。
(いつもは、ご法座の途中か終わってから参詣する同行に対して)
法然上人:今日の法座の到着時間がいつもより早いがどうしたのか?
同 行 :いつもですと暗い山道を足元に気をつけながら下りてくるのですが、今日は、お月さまのおかげで、足元がよく見えたもので。
足元の明かりを照らしているのは、お月さまです。
足元の明かりばかりを見ずに、お月さまを見なければなりません。
「そのお月さまはあっちだぞ!」とお月さまを指差した、その差した指を拝んでもいけません。
【手品師コメント】
お月さまは阿弥陀仏、差した指は法然上人(善知識)を表していると思います。
つまり、「善知識だのみではなく、阿弥陀さまに向きなさいよ!」とのメッセージと受け取らせて頂きました。
南無阿弥陀仏。