ときには、この世は平和で希望に満ちて明るいのだと感じる。人間は信頼すべきものだと思ったりする。生きていることはいいなと感謝さえする。そしてしばらくするとまったく逆の感じでがっかりする。しょせん人間なんて、とか、人生ってなんてひどいもんだろう、とか、結局そうなんだな、とか感じる。これのくり返しで生きている人もいれば、また、一日のうちにすらその両方を交互に感じつつ暮らしている人もいます。じつはぼく自身も今日まで長いあいだ、そのふたつの考え方のあいだを、ころがるラグビーボールのように不規則に揺れ動きながら生きてきました。
【旅立つあなたへ 五木寛之 毎日新聞出版 『こころ・と・からだ』 P107より】
人生って、まさしく「ころがるラグビーボール」のようなものですね。共感します。
やはり、 ウィズ 南無阿弥陀仏とならないと落ち着きません。
おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏