手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

本当の意味でめでたい人とは

門松は冥土の旅の一里塚
めでたくもあり めでたくもなし

新年を迎え、早2週間が経ちました。これは、1月になると必ず思い出す一休の句です。新年を迎え、本当の意味でめでたいといえる人は果たしてどれくらいいるでしょうか。ここで、(新年を迎えて)本当にめでたいと言い切れる人というのは、「生きること」について既に決着がついている人のこと。つまり、南無阿弥陀仏のはたらきに気付かされている人のことだ、と私は解釈します。多分、一休さんもそのように訴えたかったのだろう、と勝手に想像しています。


おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏



一休さん(アニメ)より