手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

言葉が語る

(大峯)
ぼくはハイデカー信者じゃないですけど、言葉の問題でずいぶんハイデカーから学びました。名号論を書いたときにはハイデカーの言語論にずいぶん助けてもらいましてね。
たとえば「言葉が語る」という言い方など。人間が語るのではなく、言葉が語る。これは浄土真宗における南無阿弥陀仏の名号というものの本質だと思いますね。
               中略
言葉が語るということは、仏教で言ったら仏が語るということなんですよ。
【 君自身に還れ 知と信を巡る対話 大峯 顕 池田晶子本願寺出版)P44より 】


【手品師コメント】
「なるほどなぁ〜」と思います。