手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

はからい

朝から晩まで自分の事ばかり考えている人が、阿弥陀さまのお浄土を考えだせるはずがありません。
自分のはからいを、いくらぶつけてみても無意味です。
他力に依るしかありません。
つまり、阿弥陀さまの南無阿弥陀仏のおはたらきを気付かせて頂かねばなりません。


では、どうすれば南無阿弥陀仏のおはたらきを気付かせていただけるのでしょうか。
「どうすれば」となっている時点で自力なのです。
はからいいっぱいなのです。


阿弥陀さまの「必ず助ける!」の仰せをそのまま聞かせて頂く、ただそれだけです。


五月晴れの中にいる人が、
今日の天気は晴れだろうか?と考えるでしょうか。信じるでしょうか。