手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

可視化

 「サービス」の特性について下記のように述べられています。
『サービスは本質的に物質として存在せず、実体として可視的な有形物ではない。そのため、もともと実体のない無形的な「サービス」を、シンボル、ロゴマーク、看板などにより、可視化・有形化することは有効なブランド構築の活動である。その際は、統合的で一貫性があり、整合性のある表現にすることが望ましい(医療マーケティングと地域医療より)』
 ここでは、目に見えない「サービス」をシンボル、ロゴマークや看板として可視化・有形化することの意義が述べられています。


 では、阿弥陀さまの智慧と慈悲のはたらきはいかがでしょうか。
そのはたらきは目に見えませんが、南無阿弥陀仏という6文字の言葉となって具現化されています。
 阿弥陀さまが、いま・ここで・私に差し向けてくださっている南無阿弥陀仏のおはたらきに対し、南無阿弥陀仏と(称名)念仏を称える、そこに真の南無阿弥陀仏が成立します。(阿弥陀さまの)呼びかけに(私が)応えてはじめて会話が成立するのです。ここでいう会話とは、南無阿弥陀仏という言葉を介して、阿弥陀さまの心と私の心が通じ合うことです。感応道交といいます。
おかげさまで 今日も 南無阿弥陀仏