手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

普遍的な真理

 この世の真理は、お釈迦さまがつくられたものではありません。つまりお釈迦さまが気づかれたとしても、気づかれなかったとしても、この世の真理は存在するものです。ですから民族や国境を超え、時代や場所で変わらない普遍的な真理、それが仏法であるとお釈迦さまは示されています。
 それに対する私たち人間の姿も、これもまた時代や場所で変わることはありません。ですから、人々に対してお釈迦さまが説かれた仏教の教えは、時代や場所を超えて世界中に共通することができます。
 仏教そのものは、お釈迦さまが約2500年前にインドで説かれ、今日さまざまな言葉に翻訳されています。親鸞聖人や浄土真宗の教えも、いまでは世界で英語などに訳され、理解を求める方も少なくありません。
【ありのままに、ひたむきに 不安な今を生きる 大谷光淳 PHP P54,P55より】



仏法は、普遍的な真理とあります。
つまり、いつでも・どこでも・だれもが、真理に出遇えるということです。
お釈迦さまが、真理を発見され、その真理をご教示して下さいました。お釈迦さまをはじめ、先人方の計り知れない功績があってこそ、このいま、真理が(わたしに)届いています。
仏法ひろまれ、響け、届け・・・・・・
おかげさまで 今日も なもあみだぶつ



国宝 仏涅槃図 一幅 (金剛峯寺 応徳三年 平安時代/高野山霊宝館蔵)