2015-09-09 そばに寄り添っていますよ〜(1) 我が歳きはまりて、安養浄土に還帰〈げんき〉すといふとも、和歌の浦曲〈うらわ〉の片男浪〈かたおなみ〉の寄せかけ寄せかけ帰らんに同じ。 一人居て喜ばは二人と思ふべし。二人居て喜ばは三人〈みたり〉と思ふべし。その一人〈いちにん〉は親鸞なり。 我なくも法〈のり〉は尽きまじ和歌の浦 あをくさ人のあらんかぎりは 【御臨末の御書 親鸞聖人(満九十歳)より】