自己と言いますか、自分が意識している自分というのは、必ずしも本当の自分での姿ではないのです。だいたいうぬぼれと言いますか、まず自分の意識している自分というのは、どこか足が宙に浮いている。ですから、自分のことは自分が一番よく知っているという…
私たちはこの(歎異抄)第三章の教えについては特に心をこめて聞かせていただかなければなりませんが 、それに先立って 、まず私はこの章と後の第十章にだけ用いられているひとつのことばに注目したいと思います 。それはこの章の結びの 「おおせそうらいき …
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