手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

「さくらんぼ返し」の数え唄

一つとや
 光かかげて往く人の み跡を仰いで参ります。々。
二つとや
 不思議のわが身を賜わりて お慈悲の中を遊びます。々。
三つとや 
 水ももらさぬご本願 この身このまま救われて。々。
四つとや
 喜ぶこころを当にすな 当になるのはお勅命。々。
五つとや
 いつでも どこでも この我を 助けにゃおかぬと 寝ずの番。々。
六つとや
 難しい教えじゃないわいな 「ハイ」と答えりゃ 夜が明ける。々。
七つとや
 七転八倒 その中で ましますみ親も脂汗。々。
八つとや
 やがて浄土に生まれます 「待ち兼ねたぞ」と親の声々。々。
九つとや
 香光荘厳みちみちて 今現在説法ひびきます。々。
十とや
 遠く宿縁いただいて み親にひかれて蓮の上。々。
                    (専念寺 加藤 純幸 布教使)



さくらんぼのお返しに、素敵な数え唄をいただきました。
さくらんぼが、南無阿弥陀仏のお味(わい)になって帰ってきました。
こころに響く唄です。ひとり占めするのはまことに勿体無いと思い、
みなさまにも、おすそ分けします。
なもあみだぶつ なもあみだぶつ



サクランボ  
佐藤錦(さとうにしき)
国内で最も多く生産されている品種。1912年(大正元年)から16年かけ、ナポレオンと黄玉を交配してできた。名前は交配育成した山形県東根市の佐藤栄助に因んで1928年(昭和3年)に命名された。苗の販売業者が渋る佐藤を押し切り「砂糖のように甘い」という意味も込めて名づけた。 【ウィキペディアより】