手品師(浄土真宗の教えについて)

「浄土真宗の信心について」を中心に綴ります

観無量寿経

人生。先程言いましたように、何が起こってくるか分からない、どんな恐ろしい出来事が起こってくるかしれない不気味なものだっていうこと。
そして、それは一つは克服しなきゃならない課題として与えられているんだということ。
それから、そういう苦悩にぶつかった時に、それを機縁として、そして仏法に遇わして頂くということがあった時に初めて、苦悩が実は尊いご縁として頂ける。
そして、豊かな世界を開いて頂くことができるという、そういうことを観無量寿経は、私に知らそうとしてらっしゃる訳ですね。
だから、このお経は、最初に悲劇が、どうしようもない悲劇が、しかも家庭内暴力というような逃げ場のない悲劇が。
それが経典の序分になっているというところに、このお経の非常に大きな特色があるし、逆に言うと私たちにとって、いちばんご縁の深いお経だということになるでしょうね。
【佛説観無量寿経に遇う 序分 定善示観縁 (梯 實圓 和上)12 CD法話より】


【手品師コメント】
韋提希(いだいけ)を通して、他力でしか救われないこと、他力だから救われること、誰でもが救われることを教えて頂いています。
ありがたいですね。南無阿弥陀仏